拠点・施設TDKは22日、100%子会社でコンデンサの製造を行っているTDK-MCC(秋田県にかほ市)に、中高圧コンデンサ・ディップコンデンサの製造を行っているTDK羽城を吸収統合するとともに、中高圧コンデンサ・ディップコンデンサの製造を海外へ移管すると発表した。
TDKでは世界的な事業環境の激化などに対応して構造改革を実施しており、その一環としてTDK羽城をTDK-MCCに吸収統合するもの。TDK羽城で扱っている中高圧コンデンサ・ディップコンデンサは、製品のコスト競争力や採算性、将来性などを検討した結果、製造を海外へ移管・統合する。製造移管後、同社拠点は閉鎖する。
2012年7月1日にTDK羽城のTDK-MCCへの吸収合併を実施し、同年9月末をめどにTDK-MCC羽城工場(現TDK羽城)を閉鎖する。