ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

JR貨物、7月の取扱貨物量1.4%減少

2016年8月9日 (火)

調査・データ日本貨物鉄道(JR貨物)が9日発表した7月の輸送動向によると、取扱貨物量はコンテナと車扱合わせて1.4%減少(前年同月比)した。山陽線山口地区をはじめ各地で発生した大雨などの影響で高速貨物47本が運休した(前年は高速貨物208本、専用貨物4本が運休)。

コ ンテナ貨物は1%の減少。食料工業品が関東・長野地区からの飲料などの発送が好調で2.3%増となったほか、鉄道へのシフトが続いている積合せ貨物が関東・関西地区を中心に増送となり1.1%増となった一方で、自動車部品が熊本地震の影響で引き続き低迷し7.4%減となったほか、農産品・青果物が九州地区の玉葱の生育不良、東北地区の民間流通米輸送の荷動きが低調で2.1%減少した。

車扱貨物は、石油がガソリン価格の下落に伴う特約店の買い控えなどにより5.6%減となり、車扱全体では2.5%減少した。