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電気化学工業、スチレンモノマー事業を再編

2012年1月10日 (火)

アパレル電気化学工業は10日、住友化学と共同で設立・運営している千葉スチレンモノマーについて、住友化学が保有する株式を譲り受け、完全子会社化することで合意したと発表した。

 

同社は今後、スチレンモノマー事業を再編するため、千葉工場で稼動している二基のプラントのうち、生産能力年24万トンの自社プラントを停止し、千葉スチレンモノマー社プラントの一基操業体制に移行する。

 

この結果、同社のスチレンモノマー生産能力は40万トンから27万トンとなる。再編の狙いについて、同社は「競争力を持つプラントでの集中生産体制を確立し、スチレンモノマーからスチレン系樹脂、その加工製品に至るスチレンチェーン全体の基盤強化を図る」と説明している。