拠点・施設三井化学は4日、中国石油化工股■有限公司(■は人偏に「分」、Sinopec)とともに、中国・上海市にフェノール年産25万トン、アセトン年産15万トンのプラントを新設することで合意したと発表した。
昨年12月に、フェノールとアセトンの「新設プロジェクトに関する検討覚書」、EPT(エチレン・プロピレン・ジエン共重合ゴム)の「合弁事業推進のためのFSに関する意向書」を締結し、検討を進めていた。
新プラントの建設により、原料から誘導品(ビスフェノールAなど)までの一貫競争力をもった世界有数のフェノール及びアセトンのコンプレックスが実現できるとしている。投資額は300億円規模。