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船員不足対策へ内航船のインターンシップ

2016年10月11日 (火)
関東運輸局、海洋科学高生10人にインターンシップ
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行政・団体関東運輸局は7日、東京湾フェリーの「しらはま丸」「かなや丸」で9月30日に、神奈川県立海洋科学高等学校船舶運航コースの生徒10人(航海科4人、機関科6人)、教師2人を対象にインターンシップを実施したと発表した。

このインターンシップは、船員高齢化による将来的な船員不足への対策として、水産系高校の生徒を対象に内航船への理解を深め、職業選択肢の一つとなるよう実施している取り組み。8月27日に千葉県立館山総合高等学校の生徒に対して行ったものに続き、今年度2回目の実施となる。

久里浜(神奈川)-金谷(千葉)間でフェリーを運航している東京湾フェリーの協力を受けて開催した今回は、生徒を2隻の船に分けて実施。一航海時間が40分と短い航路のため、出入港作業を何度も体験することができ、生徒たちからは「ブリッジでの船長や航海士の操作やデッキでの乗組員の作業を見て、船の仕事について理解できた」「カーフェリーの入出港時に使う機器類に興味を持つことができた」などの感想が寄せられた。

(画像:関東運輸局)