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東京都トラック協会調べ

東京港の海コン車両待機時間、1時間未満が43%

2016年10月17日 (月)

調査・データ東京都トラック協会の海上コンテナ専門部会は17日、東京港のコンテナターミナルごとに海上コンテナ輸送車両の待機時間を調査し、結果を公表した。期間中の対象コンテナ本数は9381本。

調査は5月9日から28日まで、青海・大井・品川埠頭の3地区で合わせて12のコンテナターミナルの待機時間を輸出入の空コン・実入りに分けて調べたもので、調査結果によると、並び始めからゲートアウトまでの平均所要時間が1時間未満だったのは、12ターミナル46パターン(空コン、実入り各4パターン)のうち、26パターン(43.5%)だった。前回調査時(2015年12月7日-同月28日)は18パターン(39%)で、4.5ポイント改善した。

このうち30分を切ったのは上組が運営する中央防波堤内側外貿雑貨埠頭の空コン搬出(16分)と、第一港運が運営する品川コンテナターミナルの実入りコンテナ搬出(30分)の2パターンで、上組の空コン搬出は2本だったのに対し、第一港運の実入りコンは84本もあった。

一方、2時間を超えたのは1パターンで、三井倉庫の青海地区A-3の実入りコンテナ搬出(2時間17分)だった。ここでは、取り扱う344本のうち1時間以上が271本、未満が73本となっている。

調査結果の詳細
http://www.totokyo.or.jp/management/topics/file/kontenafutou/taikijikanchousakekka/h28_10/2.heikintaikijikan.pdf