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セイノーHDと阪急阪神HDが資本業務提携へ協議

2016年11月18日 (金)

M&Aセイノーホールディングスと阪急阪神ホールディングスは18日、基本協定書を締結し資本業務提携に向けた協議を開始したと発表した。

両社が協働することにより、セイノーは阪急阪神が展開する各種事業の物流需要を通じて事業拡大・強化を図り、阪急阪神は幅広い物流網を国内に持つセイノーと連携することで、既存の物流事業の強化、沿線の商流・物流の活性化によって沿線価値を向上させる。

両社は、相互の関係をより強固なものとするため、それぞれ取得総額10億円をメドに相互の株式持ち合いによる資本提携を実施することに合意した。

セイノーは物流拠点間の路線トラック便で国内トップシェアを占め、20万社の法人顧客と取り引きしており、一方の阪急阪神は主に京阪神地区を基盤に、都市交通事業や不動産事業を中心に、幅広い分野の事業で顧客との接点を持っている。