M&Aレスター(東京都港区)は7日、インドのICT製品大手専門商社Rashi Peripherals Limited(RASHI)との間で、インドで半導体事業を展開する合弁会社(JV)の設立に関する諸契約を締結したと発表した。2026年10月からJVを通じた事業を開始する予定で、中期的に100億円を超えるビジネス規模を目指す。
JVは、RASHIが既存の半導体事業部門を切り出して設立する完全子会社を母体とし、所定の手続きと出資プロセスを経て、10月1日にレスターが26%の持分を取得する予定。商号を「Rashi Restar Semiconductor Solutions Pvt Ltd.」に変更する。出資比率はRASHIが74%、レスターが26%となる。
本社はインド半導体産業の中心地であるバンガロールに置き、デリー、アーメダバード、ムンバイ、チェンナイを含む5拠点のネットワークを活用して全国規模の事業を展開する。
RASHIはインド全土に56カ所の営業拠点を展開するほか、サービスセンターや物流倉庫を擁し、広域流通ネットワークを構築している。レスターはRASHIの販売インフラ、人材、顧客ネットワークを活用し、インド市場へ迅速かつ効率的に参入する。
JVでは、レスターが持つ半導体のラインカードや技術サポートのノウハウを提供し、RASHIとレスター双方のラインカードのクロスセルを推進する。産業機器領域では半導体製品を核に、RASHIの既存ラインカードと組み合わせたセンシングソリューションビジネスに取り組む。車載領域では、Tier1向けにソリューション提案やクロスセルを進める。
将来はエコソリューション、システムソリューション、IT領域にも展開し、グループ全体の事業規模拡大と企業価値向上を目指す。
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