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日通商事、埼玉県寄居町の新物流拠点竣工

2016年11月28日 (月)

拠点・施設日通商事は25日、埼玉県寄居町に建設中の新物流拠点「狭山LSセンター寄居サテライト」が竣工すると発表した。12月20日に竣工式を行い、来年1月から営業を開始する。

近年、グローバル調達化が進み、輸入部品が増加傾向にあることから、自動車メーカーは部品工場をアクセスの優れた北関東エリアへ集積させつつある。狭山LSセンターでは、自動車部品を中心に輸出梱包業務を展開しているが、顧客ニーズや今後の生産業界の動向にも対応するため、寄居に新たな多目的物流拠点を建設した。

この拠点は、敷地面積3万4881平方メートル、延床面積1万6715平方メートルで、国内自社施設の中でも1棟として最大規模となる。さまざまな作業レイアウト・物流導線に対応できる1区画最大1400平方メートルの広いワンスペースを実現し、搬出入車両導線を簡略化した建屋配置とし、単層造りの強みを最大限に活用している。

外周部には、最大まで庇を設け、天候による作業の制限を軽減させ、施設内には高照度のLED照明を採用したほか、高断熱、空調を完備し作業環境に配慮している。

■狭山LSセンター寄居サテライト概要
所在地:埼玉県寄居町大字西ノ入3050-17
敷地面積:3万4881平方メートル
延床面積:1万6715平方メートル
作業保管面積:1万2400平方メートル
主要業務:輸出入付帯業務全般(量産梱包・保管・入出庫・小組)