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渋谷のベンチャーが製造・物流にこだわったファッション展開

2016年12月14日 (水)
渋谷のベンチャーが製造・物流にこだわったファッション展
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話題スタートアップ企業のライフスタイルデザイン(東京都渋谷区)は14日、オンライン発のカスタムオーダーファッションレーベル「LaFabric」(ラファブリック)で、製造工程をすべて公開するトレーサビリティを導入した新シリーズ「THE ROOTS」(ザ・ルーツ)の展開を開始すると発表した。

シリーズ第一弾として、岐阜県大垣市にある奥美濃、揖斐川水系の天然地下水を利用した新商品「#001水の都」を14日から販売する。

同社は、「日本のアパレル分野では健康への実害と直接関係ないことからトレーサビリティの導入が遅れ、見た目の善し悪しと価格のみが注目されがち」だと指摘。こうした状況を踏まえ、ラファブリックでは製造工程をすべて公開する新シリーズを展開し、アパレル業界でトレーサビリティの導入を進めることにした。

アパレル分野でトレーサビリティの導入を拡大することにより「地方の衣料加工技術に光が当たるなどさまざまなメリットが存在し、地方創生にもつながる」としている。シリーズ第一弾は「水の都」と呼ばれる岐阜県大垣市でつくられた生地を採用する。