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CTCSP、震度7想定のサーバーラック用免震装置を販売

2017年1月31日 (火)
CTCSP、震度7想定のサーバーラック用免震装置を販売
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サービス・商品伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)は1月30日、同社グループ会社でIT関連機器やソフトウェア販売を手がけるシーティーシー・エスピー(東京都世田谷区、CTCSP)が米WorkSafe Technologies社製の最新サーバーラック用免震装置「OCTO-BASE」の提供を2月1日から開始すると発表した。

この製品は、震度7クラスの地震を想定したIT機器用の免震装置で、サーバーラックの下に設置することにより「激しい揺れ」を「緩やかな揺れ」に変換する。地震の衝撃を吸収し、ラック内IT機器への衝撃を最小限に抑える。

企業が保有しているIT機器を免震構造のデータセンターに移設することに比べ、免震装置は安価に導入できるとして活用されている。

米WorkSafe Technologies社の免震装置「ISO-Base」と比較して可動範囲は1.5倍の350ミリ、搭載耐荷重は3倍以上の4000キロの性能を実現。

震度7クラスの地震を想定した振動試験では、地震動の大きさを表す最大地震加速度1500ガルを300ガルまで低減しており、大きな揺れが予想される軟弱な地盤や高層階に設置されているIT機器の地震対策としても有効となっている。定価は60万円。