サービス・商品ナビタイムジャパン(東京都港区)は10日、バス専用カーナビアプリ「バスカーナビ」とトラック専用カーナビアプリ「トラックカーナビ」に、ルート上の急勾配区間を事前確認し、走行中に注意喚起する「急勾配注意喚起」機能を追加すると発表した。バスカーナビは同日から、トラックカーナビは31日から順次対応する。
新機能では、標高データをもとに独自の「勾配区間データ」を作成し、上り坂や下り坂の急勾配地点をルート上に表示する。ルート検索時には「ルートチェッカー」で急勾配区間の角度や距離を確認でき、必要に応じて事前に回避ルートへ変更・編集できる。
走行中は急勾配区間に近づくと、画面上に注意アイコンを表示するとともに、音声でもドライバーへ注意を促す。下り坂でフットブレーキを長時間使用した場合に起こり得るフェード現象やベーパーロック現象への注意喚起のほか、トラックでは積載重量による登坂不能や荷崩れなどのリスクを踏まえたルート選定にも活用できる。
同社によると、バスでは下り坂での重大事故を踏まえ、国土交通省の運転者向け指導・監督マニュアルでも重点的な注意が求められている。トラックでも、勾配を避けたルート設定や荷主による走行制限が行われるケースがあり、今回の機能はこうした運行上のリスクへの対応を想定する。
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