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ライチなど「呼吸量の低い」生鮮品輸送向け空気制御装置

2017年3月24日 (金)

サービス・商品マースクグループで冷凍コンテナとスター・クール冷却機を製造しているマースク・コンテナ・インダストリー(デンマーク)は現地時間23日、ブルーベリーやライチといった呼吸量の低い生鮮食品の向けに、輸送中に熟しすぎたり腐敗したりすることなく、適した状態で届けることが可能な空気制御システム「スター・クールCA+」を開発し、販売開始すると発表した。

バナナやアボカドのような呼吸量の高い生鮮品と比べて、呼吸量の低い生鮮品のコンテナには組成の違った空気が必要となっている。実績のある呼吸量の高い生鮮品用スター・クールCAシステムをもとに、同社は専門家や船会社と協力してCA+の機能を強化、世界中で稼働中の4万ユニットのスター・クールCAから集めたデータを活用した。

船会社は全輸送期間中、第三者の空気制御プロバイダーに頼ることなく、冷蔵庫内の環境に関するデータに直接アクセスできる。これによりコスト削減や、貨物輸送の透明性を高める。

■紹介動画
https://vimeo.com/206231815