ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

船主協会、小中学校教師7人に自動車専用船見学会

2017年4月6日 (木)
船主協会、小中学校教師7人に自動車専用船見学会
空白

ロジスティクス日本船主協会は5日、川崎汽船と共同で3月18日に名古屋市社会科同好会の小中学校教師7人を対象に名古屋港金城埠頭で自動車専用船「SIERRA NEVADA HIGHWAY」の船内見学会を実施したと発表した。

船内では自動車物流、 自動車専用船の歴史や電車も積むことが可能な構造について説明。参加した教師からは、「小学校5年生は貿易について学ぶ機会があるため、航海日数、荷物の行先や入港頻度に関する説明があると児童にも関心を向けさせることができる」といったコメントがあり、活発な意見交換が行われた。

また、自動車の積み込み作業も見学、特殊な構造の船内を迷いなく走行する自動車や車両間隔わずか10センチの駐車をこなす技術を間近にし、「迫力がある。児童・生徒にもぜひ見せたい」などの感想も寄せられた。

船主協会、小中学校教師7人に自動車専用船見学会さらに犬飼首席海務監督の案内でブリッジやエンジンルーム、船長室も見学し、航海機器や船内設備にも興味を持った様子だった。

このイベントは、「海と日本プロジェクト」の一環として「船ってサイコ~2016」と題し、会員会社をはじめ、関係団体と連携し、商船の見学会などを通じて、海運の重要性を広く認識してもらうための広報活動。

特に、学校教育で日本の暮らしと産業を支える海運について取り上げてもらうよう教育関係者に対し、資料提供や授業への協力も実施している。