調査・データ英調査会社のドリューリーが19日に公表した世界コンテナ運賃指数「World Container Index」(WCI)は、40フィートコンテナ当たり1919ドルとなり、前週比1%下落した。下落は6週連続で、太平洋航路とアジア―欧州航路の運賃低下が全体を押し下げた。
航路別では、上海-ニューヨークが1%下落して2782ドルとなった一方、上海-ロサンゼルスは2219ドルで横ばいだった。船社は需給バランスを保つため、減便(ブランクセーリング)を活用しており、ドリューリーによると来週は北米向け太平洋航路(東岸・西岸)で31便の減便が予定されている。こうした状況から、同航路のスポット運賃は今後も軟化が続くとみられる。
アジア-欧州航路も下落基調が続く。上海-ロッテルダムは1%下落して2109ドル、上海-ジェノアは2%下落して2895ドルとなった。旧正月(CNY)に伴う工場閉鎖や市場の不安定さを背景に、来週は同航路で8便の減便が予定されており、運賃は当面小幅な下落が見込まれる。
例年は旧正月前に需要増と運賃上昇が意識されるが、ことしはピークが早期に到来し、その後は調整局面に入っている。コンテナ運賃の弱含みは、海上輸送市況が想定以上に軟調であることを示しており、物流事業者にとってはコスト環境の変化を見極める局面が続きそうだ。
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