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GLP、2施設で日本ロジステックなど2社と賃貸借契約

2017年5月23日 (火)
空白

拠点・施設グローバル・ロジスティック・プロパティーズ(GLP)は23日、日本ロジステックと着工前の「GLP流山III」で4万平方メートル、3PL企業1社と現在建設中の「GLP流山I」で3万平方メートルの賃貸借予約契約をそれぞれ締結したと発表した。

GLP流山は、3棟からなる総延床面積32万平方メートル、投資総額590億円のプロジェクトで、2018年2月に「GLP流山I」、同年5月に「GLP流山II」が竣工、「GLP流山III」は17年10月に着工する。

いずれもプレキャストコンクリート造・免震構造で、都心から25キロ、常磐自動車道「流山IC」から0.5キロ、東武野田線「初石」駅から1.8キロとアクセスに優れる。

「GLP流山III」の入居を決定した日本ロジステックは、縦搬送能力に優れ保管効率も向上させるレイアウトが可能な点、免震構造や全館LED照明といった設備を備えている点、トイレ・駐車場台数の充実や大型シーリングファンの設置といったパート社員確保で重要となる庫内労働環境向上を図る提案、3棟からなる流山プロジェクトで予定されている無料バス、コンビニエンスストア、派遣会社事務所誘致などの共用サービスが充実している点で入居を決めた。

日本ロジステックは「GLP流山III」をすでに同エリアで運用する拠点での需要拡大に対応する新たな戦略的営業拠点として利用する。また、「GLP三郷III」に入居しており、GLPとは2件目の賃貸借契約となる。

GLP流山Iの賃貸借契約を締結した3PL企業は、高速道路のICに近い立地であること、免震構造に加えて非常用発電機の備えにより事業継続性が確保されることや施設で働く人向けの環境やアメニティが充実していることを評価し、入居を決定した。

これらの賃貸借契約により、GLP流山Iは賃貸面積の25%、GLP流山IIIは50%が契約済みとなった。

(画像:上・GLP流山III、下・GLP流山I)