ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

CLECAT、EU税関規制の横断調整強化を要請

2026年7月13日 (月)

国際CLECAT(欧州運送・物流・通関サービス協会)は10日、ベルギー・ブリュッセルで開かれた欧州委員会の貿易コンタクトグループ会合に参加し、EUで拡大する税関関連規制について、分野横断的な調整を強化するよう求めた。

会合では、越境EC(電子商取引)、EU関税改革、炭素国境調整措置(CBAM)、原産地規則、砂糖を対象とした加工貿易許可の停止などを協議した。欧州委員会はCBAMについて、対象を川下製品へ広げる法改正や、事業者認可、検証機関の認定、第三国で支払った炭素価格の控除などの進捗を説明した。

関税改革を巡っては、EU税関当局の設立準備や、EU税関データハブの調達状況を報告した。業界団体からは、申告データの品質や通関事業者の役割、今後の意見募集の進め方について質問が出た。CLECATは、通関専門家が申告内容を確認する「コンプライアンスのフィルター」として機能しており、専門家を介した申告と未精査の申告ではデータ品質に差があると指摘した。

また、特定製品を対象とする輸出入禁止・制限規制が増える一方、フォワーダーや通関事業者は国境で複数の規制を横断的に確認する必要があると説明。個別分野ごとに設計された法規制と、実際の通関手続きとの隔たりが拡大しているとして、新たなEU法制の税関実務への影響を調整する仕組みの整備を求めた。

CLECATはほかの業界団体と、禁止・制限規制を扱う専門作業部会の設置を提案している。今後、具体策をまとめ、欧州委員会税制・関税同盟総局と協議する方針だ。

【7/14無料】酷暑の物流生存戦略 2026|締切7/13

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com

LOGISTICS TODAYでは、メール会員向けに、朝刊(平日7時)・夕刊(16時)のニュースメールを配信しています。業界の最新動向に加え、物流に関わる方に役立つイベントや注目のサービス情報もお届けします。

ご登録は無料です。確かな情報を、日々の業務にぜひお役立てください。