行政・団体四国運輸局は22日、四国と本州・九州を結ぶフェリー輸送の問題点を把握し、施策を立案するための検討会(四国におけるフェリー輸送の競争力強化に関する検討会)を設置すると発表した。28日に初会合を開き、意見交換を行う。
四国と本州・九州を結ぶフェリー航路の利用者が著しく減少し、航路の減便、撤退などが生じていることから、現況や問題点などを把握し、コスト削減などの競争力強化につながる対策の検討を急ぐ。
検討会には、香川大学、四国経済連合会、四国旅客船協会、フェリー事業者、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、海上技術安全研究所、四国運輸局、四国地方整備局――が出席する。