荷主総合建材メーカーのウッドワンは11日、システムキッチンなど住設商品の設計価格(メーカー希望小売価格)を8月18日受注分から改定すると発表した。改定率は設備機器を除き一律15%引き上げる。4月に公表していた価格改定方針について、具体的な実施時期を正式に示した。
対象はシステムキッチンなどの住設商品。デジタルカタログ更新をもって新価格へ移行し、7月13日にデジタルカタログを公開、同21日から積算を開始する。新価格での受注開始は8月18日、出荷開始は9月1日を予定する。
同社は既に、建具、収納、床材、階段部材など建材商品の価格改定も公表済みで、こちらは6月22日受注分から一律15%引き上げる。木材製品を含む建材・住設商品の広範囲で価格改定が進む形となる。
中東情勢悪化を受けた原材料やエネルギー価格上昇に加え、海上運賃や国内運送費が急騰したことが要因。同社は、生産性向上やコスト削減を進めてきたものの、「企業努力だけでは現行価格維持が困難」と説明している。
住宅設備・建材業界では、ナフサ由来原料や木材、化学素材価格の上昇に加え、物流費負担増が製品価格へ波及する動きが広がっている。特にホルムズ海峡情勢によるエネルギーコスト上昇や海上輸送混乱は、住宅設備メーカーの調達・輸送コストへ直接影響を与えている。
ウッドワンは今回、「今後の情勢次第ではさらなる価格改定や供給条件の調整をお願いする可能性がある」とも説明した。一方で、現時点では安定供給体制を維持しているとしており、引き続き情報収集と供給継続へ取り組むとしている。
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