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名古屋税関調べ

5月の中部空港、輸入額25.8%減少

2017年6月21日 (水)

調査・データ名古屋税関が21日発表した中部空港の5月の貿易概況(速報)によると、輸入額が702億1100万円で前年同月に比べ25.8%減少した。4か月ぶりの減少。

品目では、部品を含む音響・映像機器(77.8%増)、原動機(13.5%増)が増加したものの、航空機類(80.9%減)、半導体等電子部品(41.9%減)、医薬品(17%減)などが減少。相手国では、米国(38.9%減)、EU(44.7%減)が大幅に減少した。

一方、輸出は683億1300万円で2.6%増え、3か月ぶりに増加した。通信機(82%減)、電気計測機器(9.9%減)が減少したものの、自動車用などの電気機器(4倍増)、半導体など電子部品(9.3%増)、重電機器(58.5%増)が増え、対国ではアジア(8.8%増)、EU(1.8%増)で増加となった。