調査・データDPワールド(UAE)は11日、米国とカナダの小売企業のサプライチェーン責任者100人を対象にした調査で、95%が物流や調達を巡る混乱を「極めて重要」または「非常に重要」な経営課題と捉えているとの結果を発表した。関税や貿易政策の変化、輸送混雑、人手不足などを背景に、従来のコストやスピード重視から、供給網の柔軟性や対応力を優先する動きが強まっている。
過去1年間に輸送ボトルネックや港湾混雑を経験したとの回答は57%、人手不足やストライキなどは44%だった。関税や通商政策の変化に対応するため、74%が輸送ルートを見直しているとした。
デジタル投資では、需要予測への技術活用を重要とする回答が97%、在庫管理が91%、サプライチェーン混乱の予測が87%に達した。外部との連携も強まり、回答者の半数超がレジリエンスや効率性の向上を目的に、3PLや外部パートナーの活用を拡大している。
調査は2025年12月24日から26年1月14日に実施。年間売上高5000万ドル以上の米国企業81社、カナダ企業19社の物流、調達、輸送、フルフィルメントなどの管理職以上を対象とした。
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