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新たにバンクーバーなど3港がLNGバンガリング拠点に

2017年7月11日 (火)

ロジスティクス国土交通省は11日、LNGバンカリング拠点として新たにバンクーバー港など3者が加わったと発表した。

国交省では、船舶の排出ガスに対する規制が2020年から国際的に強化されることに伴い、環境性能に優れたLNGを燃料とする船舶の増加が見込まれていることから、「多国間でLNGバンカリング港湾のネットワークを構築すること重要」だとして、昨年10月に国交省港湾局を含む7か国8者により、LNGバンカリング拠点形成に向けた国際的な港湾間協力に関する覚書を署名し、国際連携を推進している。

今回、バンクーバー港、マルセイユ港、寧波港の3港が加わることになり、LNGバンカリングの国際的なネットワークがより強化された。特に、バンクーバー港は太平洋を横断する船舶にとって重要なLNGバンカリング港湾となるため、加入にあたり国交省港湾局が働きかけを行った。

■署名者
国土交通省港湾局(日本)、シンガポール海事港湾庁(シンガポール)、蔚山港湾公社(韓国)、アントワープ港湾公社(ベルギー)、ゼーブルージュ港湾公社(ベルギー)、ロッテルダム港湾公社(オランダ)、ノルウェー海事庁(ノルウェー)、ジャクソンビルチャンバー(ジャクソンビル港、米国)、バンクーバー港湾公社(カナダ)、マルセイユ港湾公社(フランス)、浙江省港湾投資・運営グループ(寧波港、中国)