センコー、愛知県大口町に3万m2の新物流施設竣工

ロジスティクスセンコーは13日、中部地区の物流機能を強化するため、愛知県大口町に建設していた「新小牧PDセンター」が竣工したと発表した。

新センターは、名神高速道路「小牧IC」から2.5キロに位置し、東海地区をはじめ、全国への配送拠点に適している。既設の「小牧PDセンター」「小牧第2PDセンター」に700メートルと近いことから、センター間での連携も図りやすい。

施設は1万6291平方メートルの敷地に延床面積3万406平方メートル・鉄骨造4階建てで建設。垂直搬送機4基のほか、クライミングレベラーを2基備えている。新センター竣工により、小牧・大口地区の物流センターの延床面積は、既設のセンターを含め7万平方メートルとなる。

両面に37台分のトラックバースを設け、トラックバース上部を倉庫とすることで保管容積を最大限確保。トラックの通路と荷捌きスペースを充分に確保し、センター内でのトラックの機動性と作業効率を高めた。

さらに、桜の植樹、緑化駐車場の設置やLED照明といった省エネ照明システムを完備し、屋上には太陽光パネルを設置、売電事業も行うなど、環境に配慮している。

■新センター概要
名称：新小牧PDセンター
所在地：愛知県大口町伝右2-290-1
構造：鉄骨造
階数：高床・4階建て
敷地面積：1万6291平方メートル（4928坪）
延床面積：3万406平方メートル（9198坪）
倉庫面積：2万7152平方メートル（8228坪）
設備：貨物用エレベーター1基、垂直搬送機4基、クライミングレベラー2基