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郵船ロジ、カンボジア農業大学で「食品物流」講義

2017年7月21日 (金)

▲郵船ロジスティクス第一総合開発営業部の鶴巻氏による講義の様子

ロジスティクス郵船ロジスティクスは21日、日・ASEAN食産業人材育成官民共同プロジェクトの一環として、王立カンボジア農業大学で開催されたフードバリューチェーンセミナーで、「食品物流」に関する講義を行ったと発表した。

このプロジェクトは、農林水産省とASEAN食産業人材育成協会が日本企業、ASEAN各国政府、農業系大学と連携して実施する食産業の人材育成促進事業。取り組みの一つとして、ASEANの主要大学で、日本の官公庁や企業で専門分野の技術・知識に長けたスタッフが講師となり、種苗生産から食品加工、流通、消費まで各分野をカバーするフードバリューチェーン講座やセミナーを開設している。

カンボジアでは初となる、同プロジェクトのフードバリューチェーンセミナーが6月19日から29日の期間で開催され、郵船ロジスティクスがカンボジア国内で幅広い食品物流を展開していることから、農林水産省から依頼を受け、カンボジア農業大学の学生向けに「食品物流」をテーマにした鮮度保持輸送技術や各取扱食品のサプライチェーンモデルについて、カンボジア法人で取り扱っている海外調達物流事例を交えて講義を行った。

郵船ロジスティクスは、2013年にカンボジア法人を設立し、昨年8月に冷蔵・冷凍機能付きの物流施設を稼働するなど、海上、航空貨物輸送、クロスボーダー輸送とコントラクトロジスティクスを組み合わせたさまざまな物流サービスを提供している。