財務・人事7月28日決算発表の企業は次の通り。
日立物流 | 国内・国際部門とも営業減益 |
山九 | 物流事業好調で営業益14%増 |
キムラユニティー | 車両整備事業の外注増え営業益2割減 |
アサガミ | 建設機械の取扱量やスポット輸送、配送センターの取… |
明治海運 | 前連結会計年度に竣工した船舶の稼働が増えたほか、… |
内外トランスライン | 主軸の輸出混載輸送の取扱量、売上高とも増加したほ… |
ヒガシトゥエンティワン | 新規顧客の開拓や既存顧客への深耕拡大に努めるとと… |
杉村倉庫 | 電気製品、食料品の取り扱いが減少したものの、機械… |
東京都競馬 | 大型倉庫が順調に稼働したほか、勝島地区のマルチテ… |
桜島埠頭 | ばら貨物セグメントの取扱数量が増加したほか、液体… |
■アサガミ
建設機械の取扱量やスポット輸送、配送センターの取扱店舗数が増えて増収増益となったが、通期予想に対する進捗は売上高20.9%、営業利益12.4%、経常利益12.9%と下振れで推移している。
▽2018年3月期第1四半期
累計(百万円) | 前年同期比 | 対売上高利益率 |
|
売上高 | 9,689 | 6.4% | |
営業利益 | 227 | 470.0% | 2.3% |
経常利益 | 230 | 309.6% | 2.4% |
当期利益 | 47 | -- | 0.5% |
■明治海運
前連結会計年度に竣工した船舶の稼働が増えたほか、新たに2隻が加わり増収となった。一方、グループ所有船舶の入渠隻数が増加したことで営業利益は減少した。
▽2018年3月期第1四半期
累計(百万円) | 前年同期比 | 対売上高利益率 |
|
売上高 | 9,624 | 7.8% | |
営業利益 | 1,119 | -32.5% | 11.6% |
経常利益 | 638 | -32.6% | 6.6% |
当期利益 | 170 | 5.9% | 1.8% |
■内外トランスライン
主軸の輸出混載輸送の取扱量、売上高とも増加したほか、国内子会社のユーシーアイエアフレイトジャパン、フライングフィッシュ、海外子会社の内外銀山ロジスティクスの利益が計画を上回って推移したことにより増収増益となった。
▽2017年12月期第2四半期
累計(百万円) | 前年同期比 | 対売上高利益率 | 直近3か月(百万円) | 前年同期比 |
|
売上高 | 10,523 | 5.1% | 5334 | 8.5% | |
営業利益 | 718 | 24.4% | 6.8% | 356 | 15.2% |
経常利益 | 748 | 46.9% | 7.1% | 359 | 44.8% |
当期利益 | 617 | 75.1% | 5.9% | 265 | 41.7% |
■ヒガシトゥエンティワン
新規顧客の開拓や既存顧客への深耕拡大に努めるとともに、内部管理体制の一層の充実やコスト削減、安全対策に注力した
ものの、減収減益となった。通期業績予想に対する進捗は、売上高23.5%、営業利益27.4%、経常利益27.2%と利益面では順調に推移している。
▽2018年3月期第1四半期
累計(百万円) | 前年同期比 | 対売上高利益率 |
|
売上高 | 4,928 | -1.3% | |
営業利益 | 195 | -17.4% | 4.0% |
経常利益 | 202 | -18.0% | 4.1% |
当期利益 | 130 | -19.9% | 2.6% |
■杉村倉庫
電気製品、食料品の取り扱いが減少したものの、機械部品、消耗品の新拠点の取り扱いが増えたほか、オフィスの移転作業、リネンサプライの配送の取り扱いが堅調に推移し増収。一方、減価償却費や固定資産税が増加したため、営業利益は減少した。
▽2018年3月期第1四半期
累計(百万円) | 前年同期比 | 対売上高利益率 |
|
売上高 | 2,507 | 2.4% | |
営業利益 | 247 | -8.1% | 9.9% |
経常利益 | 242 | -10.7% | 9.7% |
当期利益 | 479 | 179.8% | 19.1% |
■東京都競馬の倉庫賃貸事業
大型倉庫が順調に稼働したほか、勝島地区のマルチテナント型倉庫で個人向け収納スペースの賃貸や撮影といった多目的利用への対応など新たな運営形態に取り組み、稼働率、売上とも堅調に推移した。
また、千葉県習志野市に物流倉庫を新設することを決定。2018年末の竣工予定で、ネット通販の伸長により拡大している物流施設需要を取り込み、首都圏湾岸部にも新規展開を図る。
▽2017年12月期第2四半期
累計(百万円) | 前年同期比 | 対売上高利益率 | 直近3か月(百万円) | 前年同期比 |
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売上高 | 2,219 | 1.6% | 1110 | 1.0% | |
営業利益 | 1,369 | 0.9% | 61.7% | 671 | -1.0% |
■桜島埠頭
ばら貨物セグメントの取扱数量が増加したほか、液体貨物セグメントで工業原料油や化学品の荷動きが好調となり、物流倉庫セグメントで前年同期に休止していた化学品センターの売上高が貢献したことから9.7%の増収、営業損失も2700万円と、前年から4500万円改善した。
▽2018年3月期第1四半期
累計(百万円) | 前年同期比 | 対売上高利益率 |
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売上高 | 857 | -0.7% | |
営業利益 | -27 | -- | -- |
経常利益 | -1 | -- | -- |
当期利益 | -7 | -- | -- |