財務・人事18日までに決算発表した企業は次の通り。
三井倉庫ホールディングス | 韓進海運破綻の影響で減収減益 |
横浜冷凍の冷蔵倉庫事業 | 冷凍食品、畜産品、農産品の入庫が前期比で大きく増加… |
共栄タンカー | 4月に竣工した大型LPG船が稼働したものの… |
■横浜冷凍の冷蔵倉庫事業
冷凍食品、畜産品、農産品の入庫が前期比で大きく増加。近年順次稼働した物流センターは着実に稼働率を向上させ、一時的に経済が停滞気味であったタイでも、連結子会社の業績が回復基調となった。しかし、物流センター新設による減価償却費の増加や立ち上がり時の一時経費の発生、閉鎖を決定した子安物流センターの収入がなくなったことなどの要因により、増収減益だった。
貨物取扱量の状況は、入庫取扱量が4.1%増、出庫取扱量が2.5%増、平均保管在庫量が4.8%減となった。
▽2017年9月期第3四半期
累計(百万円) | 前年同期比 | 対売上高利益率 |
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売上高 | 18,906 | 1.1% | |
営業利益 | 4,458 | -0.3% | 23.6% |
■共栄タンカー
4月に竣工した大型LPG船が稼働したものの、大型原油船「TAIZAN」(タイザン)の不稼働と為替の影響により減収。営業利益は海運業の収益が減少したのに加え、大型LPG船が竣工したこと、タイザンの滞船などにより船費が増加したため減益となった。
▽2018年3月期第1四半期
累計(百万円) | 前年同期比 | 対売上高利益率 |
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売上高 | 3,075 | -8.9% | |
営業利益 | 277 | -66.9% | 9.0% |
経常利益 | 44 | -88.6% | 1.4% |
当期利益 | -121 | - | -3.9% |