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販売戸数2倍見込み物流強化

東急リバブル、リノベ事業の資材・在庫窓口一元化

2017年8月25日 (金)

荷主東急リバブルは25日、リノベーション事業で建築資材の在庫・配送窓口を一元化し、物流を刷新すると発表した。

同社は2016年7月から独自の安心基準を満たしたリノベーション物件を「Lideas」(リディアス)のブランドで展開し、昨年度は100戸を販売したが、品質を保持しながら量産体制を整えるために物流ルートを統一し、販売戸数を2倍の200戸に増やす。

リノベーション事業は、既存住宅流通市場の活性化を背景に中古住宅再生事業として拡大を続けているが、供給戸数の拡大に伴い、品質を確保しつつ大量生産するためにリノベーション工事の効率化が課題となっていた。

これまでは工事業者ごとに複数の取引問屋を通じ、複数のルートから資材や設備の調達・配送を行っていたが、資材調達の物流ルートを統一し、効率化とコスト削減を図ることにした。

埼玉県八潮市の倉庫に建築資材の在庫確保をすることで、工事現場への納期短縮とオリジナル建材の大量生産による製造コストの削減を見込むほか、建築資材、設備機器の調達から室内までの搬入を一元管理することで、工事業者の人的コストも抑える。