ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

トヨタL&F、新型電動フォークリフト2機種発売

2017年9月27日 (水)

▲リノバラックストッカー

荷主豊田自動織機のトヨタL&Fカンパニーは27日、新型0.7-1.5トン積み3ウェイフォークタイプ電動フォークリフト「リノバラックストッカー」と、新型1-2.5トン積み4ウェイリーチタイプ電動フォークリフト「リノバオールウェイ」の販売を同日、全国40社のトヨタL&F取扱店で開始すると発表した。

ラックストッカーは、フォーク部分が左右に180度回転することにより、車両の向きを変えずに前方・左右3方向の荷役作業が可能なフォークリフト。ラック(棚)間の通路幅を車両幅とほぼ同等に抑えることができるため、スペースを有効に活用できる。

オールウェイは、前後、左右、斜めと、全方向への走行が可能なフォークリフト。車両の向きはそのままで横移動が可能なため、長尺物運搬通路の省スペース化に貢献する。

EC市場の拡大などによる荷量の増加、荷姿の変化に対応するため、物流現場で保管効率向上のニーズが高まっていることを受け、2機種をモデルチェンジし、積載重量のバリエーションを追加、商品ラインアップの拡充を図った。それぞれの商品で連続稼動時間をクラストップレベルに向上させるとともに、旋回速度制御・簡易荷重計などを標準搭載した。

▲リノバオールウェイ

いずれもIoTを活用した稼動管理システム「TOYOTA T_Site」をオプション設定。TOYOTA T_Siteでは、フォークリフトに搭載したセンサーにより稼動データを収集し、通信システムを利用して顧客に走行時間や稼動率などの情報を提供する。

稼働時間はラックストッカーが1トン車で9時間20分、オールウェイは1.5トン車で10時間45分となっており、車載充電器に同社独自開発のスマート充電機能を搭載、バッテリー状態に応じた充電量を制御する。

■主な機種のメーカー希望小売価格