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OneStream、トヨタから独立し事業本格化

2026年7月16日 (木)

M&AOneStream(名古屋市中区)は16日、トヨタ自動車から海上コンテナ輸送の効率化支援事業を承継し、独立した資本体制のもとで事業を本格始動したと発表した。6月29日付の吸収分割で事業承継を完了し、第三者割当増資を通じて複数の戦略的投資家から出資を受けた。
同社は、荷主から港湾まで、トラックや倉庫を含む海上コンテナの物流プロセスを一気通貫で管理・最適化するプラットフォーム「OneStream」を提供する。同サービスはトヨタ自動車で開発・運営されてきた。

導入先では、コンテナ車両の滞在時間を70%低減したほか、コンテナ輸送の回転数を最大101%向上、倉庫作業効率を30%改善したという。配車指示工数は70%、輸送依頼業務は30%低減した。
自動車メーカーを問わず、流通、小売、化学、食品などの荷主企業や、複数の運送、倉庫、港湾事業者にサービスを提供する。特定のメーカーや荷主に有利に働く仕組みを持たない業界中立のプラットフォームと位置付け、各社の情報を分離・管理し、競合他社のデータが相互に参照されない仕組みとしている。

現在は名古屋港をはじめとする主要港湾エリアで展開しており、今後は地方港湾への展開を加速する。港湾やコンテナヤードからトラック輸送領域へのサービス拡張を進め、コンテナの搬入から納品までを一気通貫でカバーするプラットフォームへの進化を図る。

外部サービスや基幹システムとの連携を見据え、APIを含む連携基盤の構築も進める。港湾局や行政機関との協力を通じ、業界標準となるデジタルインフラの整備にも取り組む。

独立に伴い、トヨタ自動車に加え、上組、フジトランス コーポレーション、NEインベストメントが出資した。足立聡史代表取締役も自己資本を投じ、製造業と物流業界に関係する株主構成のもとで事業を推進する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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