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富士物流の都心拠点稼働、製品ライフサイクル一貫管理

2017年10月3日 (火)

拠点・施設富士物流は3日、東京都港区に情報通信機器などの製品の調達から導入、アフターサービスまで一連のライフサイクルマネジメント(LCM)に関わる物流を一貫して支援する「ライフサイクルロジスティクスセンター」(LC-Lセンター)を開設し、2日から営業を開始したと発表した。

同センターでは、情報通信などの業界に向けたライフサイクルロジスティクスサービスを強化するため、首都圏内の拠点に分散している関連サービス、全国のオペレーションを24時間365日管理するコントロールセンターなど、複数の機能を集約、トータルオペレーション体制を構築する。

同サービスでは、全国で製品導入時の機器のキッティング、搬入設置、アフターサービスの簡易保守、パーツセンター運営、パーツの緊急配送を一元的に提供する。

センターはIT企業が多く集まる品川・田町エリアに立地し、都心部へのパーツの緊急配送に適している。鉄道駅にも近いことから利用しやすく、空港への接続性にも優れる。

機能集約に伴い、キッティング専用スペースを備えて提供するキッティングサービスを拡充。自らが作業したい企業向けに事務所スペースも用意する。施設は全館空調を完備し、ICカードや静脈認証技術を導入するなど充分なセキュリティ環境を確保している。

また、LC-Lセンター内に設置するコントロールセンターが司令塔となり、全国のLC-Lサービスを24時間365日ワンストップで対応する体制を構築。コントロールセンターでは、ウェブ管理システムを通じ、全国パーツセンターの保管在庫状況や配送、搬入設置、簡易保守作業の進捗状況といった情報をリアルタイムに把握・管理する。

■施設概要
名称:ライフサイクルロジスティクスセンター(LC-Lセンター)
所在地:東京都港区港南5-1-46
延床面積:6659平方メートル(2014坪)
営業開始日:2017年10月2日