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昭和シェル、首都直下地震想定し危機管理訓練

2017年11月10日 (金)

環境・CSR昭和シェル石油は10日、危機管理総合訓練として今月1日にCMP(危機管理初動)訓練とBCP(事業継続)訓練を行ったと発表した。

今回の訓練では、危機管理計画書の実効性を検証するとともに、被災情報、情報分析結果に基づいた被災後の事業継続計画の策定を目的に実施。

首都圏直下型地震(震度6強)が発生し、首都圏の電気・通信・交通インフラなどに障害が発生したと想定し、近畿支店を代替対策本部として台場本社では限られた物資・電源を用い、情報の収集と本社と近畿支店との連携を行った。

CMP訓練では、全社員の安否確認、関係会社の被災状況確認、各事業所の被災状況の確認、時系列で災害対策本部のメンバーが行う任務の検証などを行い、「地震発生から8時間経過時点」を想定したBCP訓練で、石油事業関係部門による被災情報、情報分析結果に基づいた供給方針の作成、地震発生から24時間以内に被災製油所からの50%出荷体制の構築、中期出荷財源の検討――といった項目について、詳細なシナリオを非公開として実施した。