城東テクノ、東日本エリア主幹工場が完成

拠点・施設建材メーカーの城東テクノ（大阪府枚方市）は、茨城県稲敷市内に新たに建設を進めていた「茨城工場」が完成したと発表した。

茨城工場は、既存設備の移転再配置による生産効率の合理化と、新設備の導入による生産能力の向上により、東日本エリアの主幹工場としての役割を担う。

設備面では、工場内の照明や、事務機器類に必要な電力を自社で賄えるよう、太陽光発電設備を設置した環境に配慮した工場となっている。

場内には、関係会社である城東リプロンが展開する雨水貯留浸透システム「ハイドロスタッフ」の実証実験設備も併設し、スムーズな商品開発を実現した。また、今回建設した工場施設は、半分の敷地のみの使用に留まり、将来の拡張余地を残している。

■新工場概要
名称：城東テクノ茨城工場
所在地：茨城県稲敷市江戸崎みらい1-2
稼動時期：2017年12月予定
敷地面積：3万31.37平方メートル
工場延面積：9746.41平方メートル
構造：鉄骨造、地上2階建て
生産品目：樹脂射出成型品、鋼板製品など
投資金額：24億円