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商船三井、AR用いた操船支援システムを共同開発

2017年12月26日 (火)
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ロジスティクス商船三井は26日、古野電気、商船三井テクノトレードと共同で、拡張現実(AR)技術を活用した航海中の操船を支援するシステムを開発すると発表した。

この取り組みは、自動船舶識別装置の情報をベースに、自船周囲で航行する他船や海上に存在するブイなどのランドマークの情報をタブレットやディスプレー上に表示。併せて、船橋からの風景を撮影した映像も表示し、ARを用いて重ねて表示させることで、運航中の乗組員の操船や見張りを視覚的にサポートするもの。

今後は、レーダーで捉えた障害物もディスプレー上にARで重ねて表示させることや、船舶の衝突回避アルゴリズムである航行妨害ゾーン機能を追加すること、画像認識技術で障害物を捕捉することも視野に入れ、2018年度をメドに機能拡充を目指す。