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川崎近海汽船・赤沼社長、「飛躍していく重要な年」

2018年1月11日 (木)

ロジスティクス川崎近海汽船の赤沼宏社長による年頭あいさつは次の通り。

赤沼社長の年頭あいさつ(要旨)

将来に向けて当社の収益性をどのように伸ばしていくか。新規事業の準備体制作りの集大成として2017年があった。そして、2018年は飛躍していく重要な年だ。

他社に先駆けて支援船事業をスタートしたオフショア部門は、現時点では世界中の資源開発がシュリンクしており市況は決して良いとは言えないが、日本では独自の事業が存在しており、これからの営業力の強化が勝負であると思う。

内航不定期船部門はオリンピック関連での稼働率上昇に期待するところだが、是非とも大型プロジェクトへの参入を果たしたいと考えている。

外航部門はまだまだマーケットが厳しい状況にあるが、ここにきて回復の兆しが見えはじめた。バイオマス関連事業も順調に実績を伸ばし、これまでに実行した高コスト船の減損効果と減船効果も出てきた。市況動向を慎重に見極めながら収益性の高い貨物量に合わせた船隊整備を行い収支改善を図っていきたいと思う。

内航定期船部門は、今後加速される物流モードの変革をいち早く捉えて開設した清水-大分航路のデイリー化の実現により、顧客のニーズに応えてさらなる貨物の取り込みを図り収益の改善を果たすことを喫緊の課題とする。