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キリン、名古屋工場に「氷結」などRTD製造設備

2018年1月29日 (月)

拠点・施設キリンビールは29日、栓を開けてそのまま飲める低アルコール飲料(RTD)の販売量増加に備え、中部圏に製造拠点を追加すると発表した。

50億円を投資し、キリンビール名古屋工場(愛知県清須市)にRTD製造ラインとして調合設備と充てん設備を導入し、最新技術を駆使して「ITを活用した生産性の向上」を図る。名古屋工場にRTD製造拠点を追加することにより、RTD販売量の増加に伴う東西消費地の顧客の需要に柔軟に対応できる生産体制を構築する。

新たな製造設備では、少人数オペレーションを実現するための設備レイアウトと設備仕様を検討。関連する技術を導入することで生産性の向上を図る。個々の設備、機器のランニングデータ、稼働状況、トラブルの履歴などの情報を収集・蓄積するなど、IT通信インフラを整備し、品質管理、工程管理、メンテナンスに活用できる環境を整える。

また将来の増産対応を見据え、製造能力を増強しやすい設備レイアウトとしする。

■RTD製造ラインの概要
稼動開始日:2019年5月
導入工場:キリンビール名古屋工場
所在地:愛知県清須市寺野花笠100
製造能力:10万kl(2020年)
投資額:50億円
製造対象商品:「キリン氷結」などRTD主要商品