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7日の物流企業3Q決算、日新など8社

2018年2月7日 (水)

財務・人事7日決算発表の企業は次の通り。

名鉄運輸燃料・人件費上昇で営業減益
日新営業益3割増、国内外で取扱物量増加
東部ネットワーク一般貨物輸送で主力の酒類、飲料メーカーの製品輸送が…
渋沢倉庫物流事業で消費財を中心に倉庫業務、港湾運送業務、陸上…
東陽倉庫国内物流事業で増収減益だったものの、…
ケイヒン輸入貨物の取り扱いが減少したものの、輸出貨物の取り扱い…
リンコーコーポレーション運輸部門と運輸系子会社4社を合わせた…
東栄リーファーライン貸倒懸念債権の発生による貸倒引当金繰入額を…

■東部ネットワーク
一般貨物輸送で主力の酒類、飲料メーカーの製品輸送が、繁忙期となる夏場からの低温や長雨などの天候不順の影響により、大幅な消費の停滞で輸送量が想定を大きく下回ったことに加え、昨年、物流センターの業務が終了した売上減少の影響を受けたことなどで、大幅な減益となった。

▽2018年3月期第3四半期

 
累計(百万円)
前年同期比
対売上高利益率
売上高
9,344-14.2%
営業利益
510-36.1%5.5%
経常利益
552-31.5%5.9%
当期利益
354-33.3%3.8%

■渋沢倉庫
物流事業で消費財を中心に倉庫業務、港湾運送業務、陸上運送業務、国際輸送業務の取り扱いが増加したことにより増収。営業利益は、物流事業での業務拡大に伴う作業費の増加や、新業務システム稼働に伴う費用、人件費など全社費用の増加があったものの増益を確保した。

▽2018年3月期第3四半期

 
累計(百万円)
前年同期比
対売上高利益率
売上高
48,0839.6%
営業利益
2,6690.1%5.6%
経常利益
2,699-1.0%5.6%
当期利益
1,799-1.0%3.7%

■東陽倉庫
国内物流事業で増収減益だったものの、国際物流事業、不動産事業がカバーし、増収増益。

▽2018年3月期第3四半期

 
累計(百万円)
前年同期比
対売上高利益率
売上高
20,4475.5%
営業利益
8049.0%3.9%
経常利益
1,03016.5%5.0%
当期利益
78832.2%3.9%

■ケイヒン
輸入貨物の取り扱いが減少したものの、輸出貨物の取り扱いや倉庫入出庫、流通加工、配送など国内貨物の取り扱いが増えたことで、営業利益が50%増加した。

▽2018年3月期第3四半期

 
累計(百万円)
前年同期比
対売上高利益率
売上高
34,3607.4%
営業利益
1,16252.1%3.4%
経常利益
1,15262.8%3.4%
当期利益
91494.4%2.7%

■リンコーコーポレーション
運輸部門と運輸系子会社4社を合わせた同部門の貨物取扱数量は、一般貨物、コンテナ貨物ともに前年同期比で増加した結果、1.2%増加した。売上高は0.6%の増収となったが、燃料費の高騰や下払費の増加により経費が増え、セグメント利益は28.8%の減益。

▽2018年3月期第3四半期

 
累計(百万円)
前年同期比
対売上高利益率
売上高
12,2181.3%
営業利益
473-1.5%3.9%
経常利益
478-3.4%3.9%
当期利益
304-20.1%2.5%

■東栄リーファーライン
貸倒懸念債権の発生による貸倒引当金繰入額を一般管理費と営業外費用として計上したことなどで10.4%の営業減益。

▽2018年3月期第3四半期

 
累計(百万円)
前年同期比
対売上高利益率
売上高
6,3707.3%
営業利益
405-10.4%6.4%
経常利益
444-7.9%7.0%
当期利益
304-10.4%4.8%