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名鉄・3Q、燃料・人件費上昇で営業減益

2018年2月7日 (水)

財務・人事名鉄運輸が7日発表した、2018年3月期第3四半期(4-12月期)決算は、燃料費や人件費の増加の影響を受け、営業利益が7.3%減少した。

物流関連事業では、貨物運送関連が混載事業を中心に、顧客需要を取り込み、前年同期以上の物量を確保。営業面では、各地域の営業専属担当者を中心に、東京営業部との連携により新規荷主獲得を進め、既存取引先には、輸送コストに応じた運賃収受のほか、作業軽減などの条件改定交渉に取り組んだ。

業務面では、日本通運と連携した配送の受託のほか、施設の共同利用や共同配送を全国で進めるなど、経営資源の効率化・有効活用を図った。また、利益確保のため輸送を外部委託からグループ内に取り込む活動や、品質を営業戦略の軸に置く方針のもと、輸送品質向上のための活動を継続的に行った。

流通倉庫関連では、飲料メーカーの増産に伴う保管や輸送需要を取り込んだほか、日用品メーカーなど主要顧客の売上が堅調に推移し前年同期を上回った。物流関連事業全体の売上高は1.4%増となったものの、セグメント利益は燃料費・人件費の増加により1.3%減少した。

■2018年3月期第3四半期

 
累計(百万円)
前年同期比
対売上高利益率
売上高
85,1451.4%
営業利益
4,032-7.3%4.7%
経常利益
4,164-7.2%4.9%
当期利益
2,6822.0%3.1%