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鉱工業生産指数4.1%上昇、2月

2018年3月30日 (金)

調査・データ経済産業省が3月30日発表した2月の鉱工業指数(速報)によると、前月に比べ生産、出荷、在庫は上昇、在庫率は低下となった。基調判断は「生産は緩やかな持ち直し」に据え置いた。

生産は季節調整済指数103.4、前月比4.1%上昇となった。15業種のうち、11業種が上昇、3業種が低下。生産上昇への影響度・寄与が大きいのは、輸送機械工業だった。1月の生産低下の主要因だったため、その反動で2月の鉱工業生産を押し上げている。

出荷は、指数値100.4、2.2%上昇と2か月連続の前月比上昇となった。

3月上旬に実施した3月、4月の生産計画調査では、3月の生産計画については0.9%上昇、4月は3月計画から5.7%上昇する見込み。

これらの結果、基調判断は、1月からの「生産は緩やかな持ち直し」を据え置いた。