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鉱工業生産指数、14か月連続上昇

2018年1月31日 (水)

調査・データ経済産業省が1月31日発表した2017年12月の鉱工業指数(速報)によると、前月に比べ生産、出荷は上昇、在庫、在庫率は低下となった。基調判断は「生産は持ち直している」に据え置いた。

生産は季節調整済指数106.3、前月比2.7%上昇、前年同月比は4.2%上昇で14か月連続で前年同月比上昇が続いた。15業種のうち、12業種が前月比上昇、3業種が前月比低下。12月の生産上昇への影響度、寄与が大きいのは、輸送機械工業、はん用・生産用・業務用機械工業、金属製品工業、電子部品・デバイス工業だった。輸送機械工業の寄与が全体の半分近くになっており、輸送機械工業の上昇寄与が大きくなっている。

出荷は、指数値103.9、前月比2.7%上昇と2か月連続の前月比上昇となった。前年同月比は4%上昇で、14か月連続で前年同月比上昇が続いている。

18年1月上旬に実施した1月、2月の生産計画調査では、1月の生産計画については前月比マイナス4.3%と大きな低下を見込み、2月の生産計画は、1月計画から前月比5.7%と大きく上昇する結果だった。