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震災後2か月で再建着手の海産物工場、JFS認証取得

2018年4月16日 (月)

拠点・施設東日本大震災で本社工場が倒壊し、2012年9月にラックランドの設計・建築で新工場を竣工したマルセ秋山商店(宮城県石巻市)はこのほど、本社海産物加工工場で日本発の食品安全管理規格「JFS-B認証(カテゴリ:E)」を取得した。

この認証は食品安全マネジメント協会(JFSM)が構築・運用する食品安全管理規格で定められる要件を満たしていることを示すもので、国内取引が中心の中堅・小規模食品事業者に取り組みやすいようアレンジされた規格。

認証取得後も継続的な衛生管理体制が必要で、設備としての衛生基準への配慮、顧客が継続して基準を保てるよう、管理しやすさにも配慮した設計となっている。

マルセ秋山商店は秋山繁専務が震災後2か月の早さで、倒壊した工場の再建に着手。新工場建設のコンセプトとして最新の衛生基準と耐震基準の達成を掲げ、食品安全のコンサルタント会社、エコア(東京都立川市)の指導を得ながら、高度衛生管理施設としてラックランドが設計・施工した。

建物は耐震基準に沿った構造で、衛生環境改善、津波対策として床を1メートル上げ、非常時に屋上への避難が可能なタラップを設置。海水による錆を防止するため、天井・壁材・ビスに至るまでステンレス304を使用した。

ゴミ・埃溜まり防止のため、床と壁の境目にアール巾木(ステンレス)を取り付け、桟は斜めにカット。水清掃を前提に、コンセントは床から1メートル以上に設置し、床は最も衛生度合いの高い「衛生エリア(床面緑色)」と「準衛生・汚染エリア(床面黄色)」に分けて人の動きを「緑→黄」の導線を厳守するように管理しいる。

照明は、飛散防止カバー付き、防湿タイプのLEDランプを取り付け、衛生的な作業が可能な照度を確保した。

■マルセ秋山商店魚介類の加工工場
所在地:宮城県石巻市万石町8番2号
カテゴリ:食品工場
工種:設計・施工(建築・内装・設備)
工期:2012年5月7日−9月11日
施工面積:849平方メートル
認可日:2018年3月9日