ラックランド、石巻の海産物加工工場が完成

フードラックランドは5日、同社が手掛けた石巻の海産物加工工場・マルセ秋山商店の本社工場が完成し、牡蠣の入荷時期に合わせて今月上旬に本格稼動を開始すると発表した。

東日本大震災で工場が全壊し、復興物件として同社が初めて建築から設計、施工までトータルで手掛けた。

新工場は、最新の耐震基準と衛生基準を達成するように設計され、HACCPの取得を意識した仕様となっている。

食品安全のコンサルタント会社・エコアの指導で、同社が設計・建築・内装・設備を担当した。食品スーパー分野で実績を持つラックランドの冷凍・冷蔵・空調設備のノウハウを生かした。

同社では「今後もエコアとのソフト・ハード面でのトータルなサービスで、食品工場部門を数多く手掛けていく」としている。