車両管理のキャリオットに通信対応ドラレコ機能

▲エコモット社ドライブレコーダー「ER2」

サービス・商品ベンチャー企業のエコモット（札幌市中央区）は17日、フレクトが運営するリアルタイム車両管理「Cariot」（キャリオット）に対応したドライブレコーダー「ER2」の提供を開始すると発表した。フレクトが本体価格7万9000円で販売する。

ER2は給電元のシガーソケットに設置することで、車両情報がLTE回線網を通じてキャリオットのサーバーに連携。GPSによる速度測位のほか、急加速・急減速・急ハンドルンといった危険運転時の位置情報、動画データなどがクラウド上にアップロードされ、キャリオットの走行データから地図上で把握できるようになる。

これにより、タイムリーに現場の状況を把握したり、走行記録を自動化したりといったことが可能になり、業務の効率化や危険運転ドライバーの運転指導の選択肢が増える。

ER2はLTEモジュールを搭載したカーテレマティクス端末で、これまで独立して利用していた「高性能ドライブレコーダー」「簡易デジタルタコグラフ」「GPSトラッキング」の3機能をコンパクトに一体化し、高いコストパフォーマンスを実現。映像はHD画像、WDR搭載のクリア画質でインカメラにも対応し、車内外の同時録画が可能。

FeliCaリーダーを搭載しており、FeliCaチップ内蔵の社員証などをかざすことで、ドライバーを識別するといった利用にも対応する。