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キャリオット対応ドラレコに緊急時動画送信機能

2018年8月21日 (火)
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サービス・商品フレクト(東京都中央区)は21日、リアルタイム車両管理「Cariot」(キャリオット)対応の通信型ドライブレコーダーデバイス「ER2」に「緊急通報ボタンによる動画送信」機能を追加した、と発表した。

▲緊急通報ボタン

新機能では、任意のタイミングでクラウド上へ動画アップロードが可能になった。端末の緊急通報ボタンを押した瞬間を起点とし、クラウド環境に前6秒、後4秒の動画(インカメラ動画含む)をアップロードする。

アップロードされた動画データは「ドライバーによる通報」イベントとして走行データ画面から閲覧することができる。また、「急加速」「急減速」「急ハンドル」と同様に、メールアラートの通知をオプションで設定可能。緊急時以外にも利用範囲が広がり、荷物ピックアップや所定作業完了時のエビデンスなどへの活用が可能となっている。

ER2は、LTEモジュールを搭載した通信型ドライブレコーダー端末で、これまでそれぞれ独立して提供していた「高性能ドライブレコーダー」「GPSトラッキング」「FeliCaリーダー」の3つの機能をコンパクトに一体化している。

車両の情報はLTE回線網を通じ、キャリオットサーバーに連携。サーバーにはGPSによる速度測位、危険運転時の位置情報や動画データなどがクラウド上にアップロードされ、キャリオット上の走行データから地図上で把握できるようになる。

これによりタイムリーな現場の状況把握、走行記録の自動化による業務効率化や、危険運転ドライバーの運転指導ができ、安全性の向上などを実現。映像はHD画像、WDR搭載のクリアな画質で保存される。またインカメラにも対応し、車外だけでなく車内の同時録画が可能となっている。

▲走行データ画面での閲覧イメージ