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エアロネクスト、幕張メッセで新型ドローン発表

2018年4月17日 (火)
空白

イベントエアロネクスト(東京都渋谷区)は18日に開幕する国際ドローン展(幕張メッセ)で、独自技術を搭載した「次世代産業向けの新型ドローン」を発表する。

新型機はターゲットへの接近や狭いところへの侵入が可能な産業向けのドローンで、飛行中のドローンの重心を最適化する技術を搭載し、燃費、速度、信頼性などといった基本性能の向上が期待できるという。用途に合わせて重心を制御することで、これまでできなかった挙動が可能になる。

同社は国際ドローン展でこの技術を応用した事例として360度VR撮影用の「ネクストVR」と宅配専用の「ネクストデリバリー」の2機種に続き、新たにインフラ点検や検査測量、警備、農業などに対応した「ネクストインダストリー」を公開する。

ドローン市場では映像空撮のほか、トンネルや橋梁、太陽光パネルなどのインフラ施設の検査や点検、農薬散布などへの利用が始まりつつあるが、ハードウェアの技術的な課題も多く、活用範囲は限定的なものにとどまっている。

新型機はプロペラとカメラやセンサーなどの搭載物の物理的な距離を離すための機構を取り入れ、従来のドローンでは難しかった対象物への接近や狭い空間への侵入が可能になった。