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国交省、全ト協に金環日食時の事故防止措置を要請

2012年5月10日 (木)

行政・団体国土交通省は9日、今月21日に全国で観測できる金環日食に関連して、全日本トラック協会を通じて運送事業者に対し、「暗くなる場所や時間帯を把握すること」「安全運行が確保できない恐れがある場合には、運行計画の変更など適切な措置を講ずること」といった注意事項を周知するよう要請した。

 

金環日食は21日に午前6時から9時頃まで観測でき、7時半頃にピークを迎えることから、国交省自動車局安全政策課が「朝の通勤・通学時間帯に重なる」として、事故防止の観点から注意事項の周知を傘下事業者に周知するよう求めた。

 

■国交省が要請した注意事項
「早期にヘッドライトを点灯するよう、乗務員に適切な指示を行うこと」 

「金環日食により、暗くなる場所や時間帯を把握すること」 

「金環日食に関する情報に基づき、点呼などにおいて乗務員に適切な指示を行うこと」

 「安全運行が確保できない恐れがある場合には、運行計画の変更など適切な措置を講ずること」

 「金環日食は、通勤・通学時間帯に起きることから、特に自然科学への関心を持った子どもが車道にはみ出してくる可能性があることに鑑み、乗務員に対し、道路状況や金環日食による明暗の状況に応じた安全速度の順守について、指導を徹底すること」