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【決算】日本トランスシティ、今期、国内外で新倉庫稼働

2012年5月17日 (木)
2012年3月期通期連結(単位:百万円)
 2012年3月期2011年3月期増減率
売上高83,44880,8533.2%
営業利益4,0983,8536.4%
経常利益4,7564,28511.0%
当期純利益3,0012,42723.6%

ロジスティクス倉庫業で貨物入出庫量が減少、物流加工は大幅増
倉庫業は期中平均保管残高が増加したものの、貨物入出庫数量は減少。一方、消費財を中心に物流加工の取扱量が大幅に増加した。港湾運送業では、四日市港での海上コンテナの取扱量が輸出で減少した一方、輸入は増加。完成自動車の取扱量は、輸出車が大幅に減少し、国内車が増加した。輸入原料の取扱量は、石炭・コークス・穀物類を中心に堅調に推移した。

 

陸上運送業では、主力のトラック輸送、環境に優しい物流として取り組んでいるバルクコンテナ(粒状貨物専用)の取扱量が、東日本大震災の影響で減少した。国際複合輸送業は海上輸送の取扱量が輸出入ともに増加したものの、航空輸送の取扱量は減少した。

 

国内新倉庫が7月、タイ新倉庫が9月稼働
今期は四日市港で港湾機能を強化し、競争力を高める。タイ現地法人では新倉庫を建設し、9月に営業を開始する。また、三重県四日市市で新たな自社倉庫を建設し、7月から営業を開始。新「国内物流情報システム」を5月に稼動させ、段階的に国内拠点に展開していく。

 

これらにより、連結売上高860億円(3.1%増)、営業利益43億円(4.9%増)、経常利益48億円(0.9%増)、純利益31億円(3.3%増)を見込む。