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福通・日新など物流企業10社が決算発表

2018年5月9日 (水)

財務・人事9日決算発表の企業は次の通り。

名鉄運輸燃料・人件費重く営業減益
福山通運運賃改定効果で営業益3割増
日新主力の物流事業好調で13%営業増益
西日本鉄道の物流事業国際物流事業でアジアを中心に…
ハマキョウレックス物流センター事業は、センター運営の充実と…
エスライン適正運賃改定と料金収受に…
渋沢倉庫
ケイヒン輸入貨物の取り扱いが減少したが…
安田倉庫物流事業、不動産事業とも…
佐渡汽船海運事業は7.9%増収、セグメント損失は…

■西日本鉄道の物流事業
国際物流事業でアジアを中心に取扱高が増加したことなどにより、売上高は8.3%増、営業利益は26.2%増加した。国際貨物取扱高は航空輸出で6.4%増、航空輸入2.5%増、海運輸出3.7%増、海運輸入9.1%増となった。

▽2018年3月期

 
累計(百万円)
前年同期比
対売上高利益率
売上高
89,1468.3%
営業利益
2,78226.2%3.1%

■ハマキョウレックス
物流センター事業は、センター運営の充実と前連結会計年度と当連結会計年度に受託したセンターが順次業績に寄与したことで増収増益。貨物自動車運送事業は、山形県や愛知県での同業他社との共同輸送による物量の増加、前連結会計年度に連結子会社を取得したことに加え、特別積合事業での運賃の値上交渉が寄与したことで増収増益となった。

▽2018年3月期

 
累計(百万円)
前年同期比
対売上高利益率
売上高
103,4764.3%
営業利益
9,02913.6%8.7%
経常利益
9,51613.0%9.2%
当期利益
5,57510.3%5.4%

■エスライン
適正運賃改定と料金収受に向けた取り組みが奏功したほか、港湾地区での海貨貨物や量販店・大手小売店への一般消費財の貸切輸送を取り込んだことなどで増収増益。

▽2018年3月期

 
累計(百万円)
前年同期比
対売上高利益率
売上高
46,8585.4%
営業利益
1,4552.0%3.1%
経常利益
1,5250.4%3.3%
当期利益
986-19.4%2.1%

■渋沢倉庫
物流事業で消費財を中心に倉庫業務、港湾運送業務、陸上運送業務、国際輸送業務の取り扱いが増加したことにより、増収。営業利益は物流事業での業務拡大に伴う作業費の増加や、新業務システム稼働に伴う費用、人件費などが増えたことで減益となった。

▽2018年3月期

 
累計(百万円)
前年同期比
対売上高利益率
売上高
63,2869.0%
営業利益
3,353-1.5%5.3%
経常利益
2,498-26.8%3.9%
当期利益
1,606-8.4%2.5%

■ケイヒン
輸入貨物の取り扱いが減少したが、輸出貨物、輸出車両の海上輸送、港湾作業、流通加工・配送などの国内貨物の取り扱いが増加した。

▽2018年3月期

 
累計(百万円)
前年同期比
対売上高利益率
売上高
45,4657.4%
営業利益
1,43043.5%3.1%
経常利益
1,36956.9%3.0%
当期利益
1,141123.6%2.5%

■安田倉庫
物流事業、不動産事業とも好調に推移して増収。一方、施設の新設に伴う営業費用の増加などにより、営業利益は減益となった。

▽2018年3月期

 
累計(百万円)
前年同期比
対売上高利益率
売上高
42,9695.6%
営業利益
2,294-10.9%5.3%
経常利益
2,950-4.8%6.9%
当期利益
1,938-7.0%4.5%

■佐渡汽船
海運事業は7.9%増収、セグメント損失は8億1700万円(前年同期は8億7400万円の損失)となった。一般貨物自動車運送事業は、2.5%の増収、セグメント利益は200万円(前年同期は300万円の損失)だった。

▽2018年12月期第1四半期

 
累計(百万円)
前年同期比
対売上高利益率
売上高
1,8846.2%
営業利益
-887--47.1%
経常利益
-912--48.4%
当期利益
-922--48.9%