ロジスティクスハマキョウレックスは10日、今年度を初年度とする3か年の中期経営計画を策定したと発表した。3PL事業を軸に、最終年度の2015年3月期に連結経常利益80億円を目指す。物流センター(3PL)事業で年間受託件数15社を目指すとともに、国内の顧客満足度を向上させるため、ニーズに応じた海外展開を図る。
同社では、物流センター事業と貨物自動車運送事業の2部門に分けて事業運営を行っているが、現状では貨物自動車運送事業部門の収入が上回っている。今後、さらに物流センター事業に注力することで、2013年度に同事業部門の構成比を50.6%(売上高ベース)として貨物自動車運送事業部門を逆転させる計画とした。
設備投資計画は、今年度28億円、来年度76億円、最終年度28億円で、3か年で合わせて132億円を投資する。また、最終年度には連結売上高経常利益率として8%、単体で12.5%を掲げる。