ロジスティクスハマキョウレックスは9日、2019年3月期連結決算を発表した。両輪の物流センター事業(3PL事業)、貨物自動車運送事業がともに堅調で、売上高は12%増(前期比)の1159.2億円、営業利益は9.8%増の99.1億円となった。
3PL部門は「HMKロジサービス」の子会社化や新規に14社の物流を受託し、うち13社が稼働を開始したことで増収増益。運営する物流センター数は18年3月末時点から12センター増加し、115センターとなった。
貨物自動車運送事業は、運賃値上交渉や同業他社との共同輸送に伴う取引の増加で6.5%の増収。燃料単価上昇による燃料費やドライバー不足に伴う外注費の増加を吸収、「今後も運賃値上げ交渉を継続して実施していく」としている。18年11月にはエービーエクスプレス(東京都大田区)の株式を取得しており、今後、都心部における配達事業の強化を進める。
今期は売上高1210億円(4.4%増)、営業利益105億円(5.9%増)、最終利益62億円(5%増)を見込む。
■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円19/3/通期 | 19/3/3Q | 19/3/中間 | 19/3/1Q | |
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売上高 | 115,919 [12%] | 87,011 [11.5%] | 53,662 [6.8%] | 26,866 [7.6%] |
営業利益 | 9,913 [9.7%] | 7,803 [12.5%] | 4,506 [9.7%] | 2,313 [11.5%] |
最終利益 | 5,905 [5.9%] | 4,739 [14.1%] | 2,834 [12.4%] | 1,449 [11.5%] |
売上高営業利益率 | 8.6% | 9.0% | 8.4% | 8.6% |