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運輸・倉庫業の6割が人手不足、前年比6P増加

2018年5月24日 (木)

調査・データ帝国データバンクは24日、人手不足に対する企業動向調査の結果を公表した。

正社員が「不足している」と回答した企業は49.2%で前年同月から5.5ポイント(P)増加し、4月として過去最高を更新した。「運輸・倉庫」は64.1%が不足していると回答。前年同月から6P、2年前の同月から15.8P増加した。

規模別にみると、大企業(57.2%)では6割近くの企業が「不足」と考えており、1年前から6.6P増加し、大企業での人手不足感は一段と強まっている。また、「中小企業」は47.2%(前年比5.2P増)、中小企業のうち「小規模企業」は43.8%(5.5P増)が不足していた。規模の大きい企業ほど正社員に対する不足感が強くなる傾向で推移するなか、小規模企業の人手不足も広がっている。

調査は4月16日から30日にかけて全国2万3118社で実施した。有効回答企業数は9924社で回答率は42.9%。